第5章 お仕事
鬼灯さんに呼ばれて振り返ると、
「日曜日休みになりましたので、買い物に行きますよ!」
「お買い物ですか?でも私まだお給料が…」
「心配ありませんよ、3人を養う額ぐらいどうって事ないですよ。」
さらっと凄い事いってるんですが、鬼灯さん。
「それに一子さん達も楽しみにしてますから、皆んなでモールにでも行きましょう。」
「じゃあお言葉に甘えさせていただきます…。ありがとうございます!」
「いいのですよ、お洋服少ないと不便でしょう?」
「不便ですねぇ。洗って乾くの待ってって感じです。」
「乾燥機があるにしても、流石に無理がありますもんね。」
ははっと笑って、お買い物楽しみにしてますと、挨拶をして部屋に戻った。