第5章 お仕事
「さぁもうすぐお昼なので、子供達を迎えにいってご飯にしましょう。」
鬼灯さんが手を差し出したのでその手を取り立ち上がって、本を元の場所に戻して広間に向かった。
広間に戻ると皆んなが待っていて
『お帰り!ご飯!』
「鬼灯様」「お帰りなさい」
それぞれが挨拶をして、一緒に食堂に向かった。
今日は、何を食べようかなぁ?午後は、何の仕事なんだろう?
私がグルグル考えていると、白羽達が
「ねぇねぇ」「あれなぁに?」
2人が指をさす方を見ると獄卒さん達の1人がオムライスを食べていた。
「オムライスの事かな?あれが食べたいの?」
『うん!』
「じゃあ白羽達は、オムライスにしようか!すいません、オムライスとお魚定食下さい!」
私達が注文すると、鬼灯さん達も注文が終わったので一緒に席についた。
「午後は、何のお仕事をするんですか?」
「午後は、裁判があるので、美桜さんは、見学をしていて下さい。すぐに覚えるのは難しいと思うので、見学をして覚えていって下さい。」
「分かりました!」
雑談をしながら待っていると呼ばれて、ご飯を運んだ。
「それでは」
「「「頂きます」」」