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地獄の果てに

第4章 検査


私が落ち着いてから、戻ると子供達が出迎えてくれた。

「あっ!帰ってきた!おかえりなさい!」

白羽達が嬉しそうに駆け寄り、一子ちゃん達も鬼灯さんの元に駆け寄った。

「皆さんお待たせしました。美桜さん、3人のお部屋が用意できましたので案内します。」

鬼灯さんに言われ着いて行くと、鬼灯さんの部屋の隣に大きな彼岸花の模様が描かれた扉の前に着いた。

「こちらが美桜さん達のお部屋になります。」
「わぁ!彼岸花!何で彼岸花なんですか?」
「美桜さんに初めて会った時に一面の彼岸花の中にいたのが印象的だったのでこの花を選びました。嫌ですか?」
「全然、彼岸花大好きです!」

部屋に入ると一通りの生活に必要な物が揃えてあった。

「家具家電とかは一通り揃えたのですが、服とかの方が揃えられなくて。次の休みに一緒に買いに行きましょう!」
「こんなに揃えてもらって何か申し訳ないです;;」
「いいのですよ。では、私は仕事に戻りますので、明日からお仕事なのでしっかり休んでくださいね!」

鬼灯さんは、仕事がまだ残ってるらしく徹夜で仕事をする事を心配した。

「徹夜なの私達のせいですよね…?色々身の回りの事してもらってたから…」
「徹夜は、いつもの事なので美桜さんのせいでは、ないですよ!そもそもバカが仕事しないのが原因です!」

私が不思議な顔をしながら、鬼灯さんを見てると、気にしないで休みなさいと、言われ鬼灯さんを見送った。
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