第4章 検査
面接や、色々終わる頃には、夜になっていたので、みんなで食堂に晩御飯を食べに移動した。
「そう言えば、鬼灯さん。鬼灯さんの側にいるこの子達は、鬼灯さんのお子さんですか?」
私が子供達の方を見ながら、鬼灯さんに尋ねると凄い眉間にシワをよせながら
「私は、独身です!この子達は座敷童の一子さんと、二子さんです。」
「へぇ!座敷童なんだ!初めてみた、これから宜しくね、一子ちゃん二子ちゃん!」
私は、ニコニコしながら2人に話すと、
「宜しく美桜様。」
「宜しく。」
「見た目が白羽達と同じぐらいだから、仲良くしてあげてね?」
一子ちゃん達は、うんうんと頷いた。
「美桜さん、食事が終わったら医務室へ行きますよ。」
「えっ?私どこも具合悪くないですよ?」
「念のためです。」
「…分かりました。」