第2章 全ての終わりと始まり
獣医の言葉に、初めて人の優しさに触れた女の子は、泣き崩れました。
獣医は、女の子が落ち着くのを待って、落ち着いた女の子は、子猫達と薬を貰いお礼をして、家に帰りました。
家に帰り養母に、子猫達の相談をしました。
ただでさえお世話になってる身なのに、猫の世話まで頼むなんて胸が苦しくなりながらも、養母にお願いしました。
養母は、気にしないで私達家族でしょ?
とにこにこしながら女の子に優しく話しました。
女の子は、凄く喜びました。
それから子猫達の世話を頑張ってして、たまに獣医の所に子猫達の様子を見せに行ったり、女の子は、日々の辛さを忘れていきました。
それでも毎日のイジメや虐待は、なくなった訳では、ありません。