第2章 全ての終わりと始まり
それでも新たらしい家族に心配かけたくない一心で、毎日帰ったから笑顔で嘘の話をしました。
学校は、楽しいよ!友達できたよ!○○ちゃんと遊んだよ!
女の子は、毎日毎日お母さんに嘘をつきました。
次第に女の子は、学校でイジメにあうようになりました。
学年が上がっていくに連れ、イジメも酷くなりましたが、女の子は、耐えました。
お母さんも、女の子の様子がおかしいので何度もイジメられているんじゃないか?と聞きましたが女の子は、
大丈夫!私はイジメられてないよ!心配しないで!
と、また嘘をつきました。
女の子が5年生の秋、お父さんの様子が少しづつ変わっていきました。