第13章 薬剤
ある地方の村で村民や、他県から来た人間合わせて、200人余りが謎の死を迎えた。
そのあまりの不審死に、現世でも死後の世界でも調査が行われた。
現世では、原因不明の迷宮入り確定事件だったが、此方の世界では、原因が分かった。
この村では数百年に1度土地神様の代替わりがあり、その儀式の最中事件が起きた。
儀式が失敗に終わり、神の逆鱗に触れ起きた事件だと。
「それで、私と鬼灯さんで調べに行ったら、土地神とされてた神は、神様じゃなかったの。」
「神じゃない?」
「神様だったら、何かしらの強い力が残るはずなんだけど、それが全く無かったの。寧ろその土地に神様が居たって形跡すらなくて。」
「どうゆう事なんだろうな?神が居ない所での神降ろしをして失敗したってことか?」
4人はんーと悩む。