第2章 全ての終わりと始まり
2人と2匹は、閻魔の元に向かった。
「あっ鬼灯くん!お帰り、美桜ちゃんの記録と浄玻璃の鏡用意しといたよ!」
「大王有難う御座います。さて美桜さん」
「?」
鬼灯は、美桜の方を向き
「これから貴女の生きていた時の、様子をこの浄玻璃の鏡で見ます。もし見たくなければ申して下さい。」
美桜は、暫く考えて、
「大丈夫です。記憶が曖昧な部分があるのでちゃんと何が有ったのか、自分の目で見ます!」
美桜は、そう言い、鬼灯も彼女の強い眼差しに一瞬戸惑ったが、
「分かりました、では、これから貴女の前世を調べましょう。」