第11章 sweet bitter spice
うーん体調が良くないなぁ…
私は重い体を起こして、トイレに向かった。
(あっ成る程、生理だからか。あさひに薬もらっといて良かった。)
私はトイレを出て支度を済ませ、薬を飲んで広間に向かった。
広間に向かうと鬼灯さんの横に綺麗な女の人が立っていた。
(うぉっ!すっごい綺麗な人!外国の人なのかな?)
金髪にゴシック調のお洋服に長い睫毛に真っ赤な瞳、それに凄くいい匂いがする…
私が見惚れていると、2人が気がついて、此方を見た。
「おや、美桜さんおはよう御座います。」
「あっおはよう御座います!鬼灯さん此方の超絶美女のお姉様は?」
「あら、超絶美女なんて嬉しい事言ってくれるのね、私は、リリス。レディ・リリスって言うのよ。」