第10章 貴女の事
今日は、久々のお休み!私は、あさひがいる衆合地獄に向かっていた。
(あさひ元気かな?そう言えばまだ鈴奏さんに挨拶した事ないや!菓子折り持って行こう♪)
私は、菓子折りを買い夢影乃薬屋を目指した。
「今日は!あさひ居ますか?」
お店に着き声をかけるが誰もいない。
「今日は〜誰か居ますかぁ〜?」
「何だい?客かい?表の看板見なかったのか?」
気怠そうに奥から小さな女の子が出てきた。
「ふぇっ!看板っ!」
私は、慌てて外に見に行くと、
[本日定休日]
と、看板が出ていた。
そっか、今日火曜日だ!
生きてる時も大体病院とか火曜日辺りが定休日だっだっけ!
「お休みの日にごめんなさい…出直します。」
私がしょんぼりしながら帰ろうとしたら、
「別にいいさね、用があるんだろぅ?」
「あっ!そうだった!鈴奏さんいらっしゃいますか?」
「わしがそうじゃが?」
「オーマイジーザスッ‼︎‼︎」