第9章 鬼と金棒
補佐官になってから大分時間が経った頃、鬼灯さんに頼まれて私は、拷問器具のお手入れをしていた。
「にしても、本当ありとあらゆる拷問器具があるなぁ〜!これなんて何に使うか分からないし。」
目の前にある無数の手の様な物が生えたオブジェに私はハテナを浮かべながら手入れをしていた。
(最近忙しくてアニメとか観れてないなぁ…そもそも地獄にアニメってあるのかな?あっジ◯リ観たい!ラ○ュタがいい!)
私は、そんな事を考えながらふと、自分用の武器が欲しいなぁと思った。
「鬼灯さんが使ってる金棒いいよなぁ〜!あれを私サイズにした金棒ないかなぁ〜。なんてね!」
独り言を、言いながら拷問器具の手入れをして、ある程度終わったので、私は、戻ろうとしていた。