第26章 【Xmas企画】甘い彼氏はサンタクロース / 織田信長
「のぶっ様ぁ…め、ですっ…!宴、途中だし、ぁっ…そんな、んんっ…吸ったら…!」
ちゅぱっ、ちゅぅっ、ちゅっ……
私の胸先を貪るいやらしい水音が響き、私の抗議の声は信長様の耳には届いていないようで。
空いてる片胸まで、指で先を弄られたり、包んで揉まれたりして、そのたびに堪らない快感が走る。
躰からは力が抜けて、抵抗も出来なくて……
両胸を愛撫されながら、私は自分でも恥ずかしくなるくらいの声を漏らし、身をくねらせた。
「ぁっん…やっ…のぶ、様ぁっ……!」
「はぁっ…美依……」
「めっ…ですったら……!」
「駄目と言う割には好さそうな顔だがな」
すると、信長様は胸元から顔を上げ、私の顔を覗き込んできた。
その瞳は熱を孕み……
微かに荒れている息が、信長様が欲情しているという事をありありと証明していた。
そして、信長様は片手で胸を弄りながら、もう片手をするりと滑らせる。
脇腹を通り、下半身にたどり着いたその手は、私の内太ももを妖しく撫で、やがて私の熱の中心にまで指が伸びてきた。
「ん…?奇妙なものを履いているな、貴様」
「えっ……?」
「この貴様の女の部分覆う布はなんだ」
「…っあ……」
信長様に下着の上からすっと秘部を指で撫でられ、はしたない声が漏れる。
そう、私は今日現代で使っていた下着を着ていた。
こっちにタイムスリップしてきた時に、身につけていた下着。
それは着物を着ていれば、身につける機会なんてあまりなかったのだけど……
今回はサンタ服だし、裾が短いし。
中が見えてしまったら恥ずかしいと思って、久しぶりに箪笥から引っ張り出してきたのだ。
「そのっ…現代の下着です……私がこっちの世界に来た時に、身につけていたものです」
「ほう…貴様のがいた世のものか」
「裾が短いので、丸出しになったら恥ずかしいから…」
そう説明すれば、信長様は上半身を私から起こしてまで、しげしげと下着に視線を送る。
(なんか、これすっごく恥ずかしいっ……!)
興味深々といった目を向けられ、私はは恥ずかしくなって思わずそっぽを向いた。
だって、そこがどんな状態かなんて……
それは火を見るより明らかだからだ。