• テキストサイズ

【イケメン戦国】零れる泡沫*恋奏絵巻*《企画集》

第14章 【現代パロディXmas】石田三成編《後編》






じゅぷっじゅぷっ…ぱちゅんっぱちゅっ!
パンパン…ぐちゅっじゅぷっ…パンパン…




「やっぁあっ…激し、ぁあっ!」

「腰、止まりませんっ…ぁあっイイ……!」

「壊れ、ちゃうぅ…せんぱ、やめっ…!」

「くすっ…存分におかしくなってください?貴女の、壊れた姿、きっと可愛らしいに違いない……!」




先輩の律動は徐々に激しさを増す。
肌が叩かれ、触れ合い……
繋がった部分から、溶けるような感覚がする。

今まで、こんなに激しく求められた事は無い。

こんな風にイった覚えも。
むしろ誰かと躰を重ねても『イく』なんて感覚は味わった事が無かった。

先輩の手で、知らない自分が開花する。
見たことのない世界に、足を踏み入れたように。





「美依っ…んっ、もっと……!」





次第に先輩の躰も覆いかぶさってきて。
耳元に、熱く荒れた吐息がかかる。

あんなに弄んだ先輩が、余裕を無くしかけてる。

そんな姿が想像出来て…
見えない世界に閃光が走り、目の前が鮮やかに染まるような感覚を覚えた。

穏やかな先輩が『雄』になってる。
豹変した姿は、本能のままに私を攻める獣だ。

今日はクリスマスイヴ。
私にプレゼントを持ってきたサンタさんは…


────菫色の瞳をした、狡猾な堕天使






「も、らめぇっ…せんぱっ……!」

「イって、いいですよ…私もっ…」

「ぁあっん!やっ…先、ぱいっ…!」

「私も、イきそう、です…美依っ…!」




お互いの息が乱れて、混ざって、
一緒に絶頂の階段を駆け上がる。

先輩の気持ちは、ここに無いのかとか。
そんな考えはいつしか消え失せ…

ただ、先輩がこうしてくれるなら、
それでいいやと思う自分が居た。

だって今の瞬間は私を見てくれてる、
私で感じてくれてる。







  貴方の熱を感じたい
  この躰の中で、もっと──……







「ぁあっ、も、らめぇぇ──……っ!!」







やがて、私は再度イってしまい。
自分でも先輩を締め上げたのが解った。
直後、先輩も低く唸り……







びゅくっ!びゅくびゅくっ……!







私のお腹の中に、その白濁とした熱が放たれたのだった。







/ 555ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp