第9章 【童話パロディ】シンデレラ《前編》/ 豊臣秀吉
ここで、前編は終わりだ。
金平糖は足りたか?
良かったら、茶も飲むが良い。
真面目でつまらない……?
はなから言っただろう、今回はギャグ要素は皆無。
面白い語り手は期待するな、と。
原作と、少し違うだと?
それは当たり前だ。
『イケメン戦国の童話パロディ』として、素人書き手が童話に当てはめたのだからな。
後編も、原作とは違う部分が出てくるだろう。
だが、それも持ち味の一つとして捉えてほしい。
何、後編はどうなるか、だと?
そうだな……(ページを開き)
やはり、これは夢小説であるために、作者の持ち味である艶描写も多少絡んでくる、といったところか。
そうでなくては、面白くないだろう?
それを期待する読者も多いからな。
貴様も、その一人か?
ならば──……
後編までの骨休めとして、今は俺が可愛がってやろう。
俺が後編を読む気になったら、読んでやる。
さあ……来い、抱き締めてやる。
《本を閉じ、腕を広げる信長。後編執筆の間、信長様の腕の中でお待ち下さいませ──……》
【童話パロディ】シンデレラ《前編》
終
【童話パロディ】シンデレラ《後編》
に続く──……