第2章 大好きな先輩
センラside
今日も朝からパソコンのカチカチっとした音が鳴り響く
少し秋の初めを知らせるように肌寒いオフィスは
今日も社畜に追われているセンラ達からしたら
丁度ええ温度なのかもしれない
『折原くん…このページの5行目…打ち間違いあるわよ』
セ「先輩…」
センラはキーボードを触るのをやめて
真横にいる先輩の方に椅子ごと向けて話す
今、センラに話しかけてきてくれた先輩は
センラが新人だった時からお世話になっている
月崎れいら先輩
ちなみに我が浦島坂田船のグループで島を担当している
志麻くんの妹さんだそう
まぁどーりで美脚なわけ…
『…折原くん?話聞いてる?』
セ「えっ…!?すっすみません!
このページの5行目ですね…分かりました」
『聞いてたみたいね…それならいいわ』
先輩の美脚に見とれていて慌てて返事をする
先輩は胸の下で腕を組むと少し笑い自分の席に帰って行った
…正直センラ、胸の下で腕を組むのやめて欲しいですけど……
先輩はなかなかの巨乳さんでただでさえ大きいのに
胸の下で腕を組むと胸が更に強調させられる
まぁ、センラを含める先輩を性的な目で見ている人
にとったら今晩のオカズでしかない
少しムラムラする体に知らん振りをし
先輩からもらった訂正するページのやり直しをはじめた