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【イケメン戦国】500年前の恋物語

第3章 アヅチジョウヘ












料理の味は絶品だったらしい
「美味いな!お前、料理できたのか」

秀吉は箸をつかみ、清香を見て言った

「ん…えっと…ほとんど、政宗のおかげで…」
「こいつ、野菜切るのも無理なんだぞ?な」
「う、うるさいな!」

顔を膨らませ目を釣りあげ、政宗を睨みつける

「まぁ、仕方ないな。自分で世話係をしたいって言ったんだからな」
「んぅ…私だって、何か出来ることがあるはずだもん!」
唇を噛み締め、立ち上がり声を荒らげた

「例えば?」
「え」
光秀が立ち上がった清香を見上げた言った
「例えば、何が出来るんだ?」
「うーんと…なんだろ…」

「そいつは俺の幸運を運ぶ女だ。それだけでいい」
「うぇっ?!」
上座から降りた信長は、清香の隣に座り腰を抱き寄せた

「ちょ!信長様!何するんですか?!」
「なんだ?本当のことを言ってるだけだろ?」
「違います!顔が近いんですよ!信長様!!」
顔を上気させ、精一杯の抗議をした










「あ"ー疲れだーー!」
部屋に入る瞬間、肩にのしかかった力を出し切り褥に身体を預けた

寝転がったまま横を見ると、現代から持ってきたバッグを見た
思いつくままにバッグに入っているものを次々に並べ始めた
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