第39章 嗚呼、我が愛しき分隊長
両手は頭の上でベッドに縛り付けられている。
当然だが下着まで剥ぎ取られてしまった下半身を隠せるものは何もない。
かたく目を瞑り必死に羞恥に耐えるが、リヴァイはそんなクレアにかまう事なく脚を大きく開脚させた。
「ここで燻ってる熱を発散させればいいんだろう?」
そう言ってリヴァイが指で割れ目をなぞればトロリと愛液が溢れ出してくる。
「………………っん!!」
そうだ。その通りだ。
リヴァイの言うとおり、この火がついてしまった様に疼く身体はリヴァイによって発散させてくれなければ鎮まりそうにない。
しかし、恥ずかしさがまさってしまい、クレアは目を瞑りながらコクコクと頷く事しかできなかった。
「なんだよ…ちゃんと言わなきゃ分からないだろ。」
リヴァイは掬いとった蜜を口に入れて舐めて見せると、なんとも意地悪に言い放った。
開脚させられた中心部からは触れてもいないのに次々と愛液が溢れ出し、シーツにシミを作っていく。
もうクレアも限界だった。
「へ、へいちょう……お願いです……早く、私の熱…鎮めて下さい……」
目をあけ蒼い瞳で想いの限りをぶつけると、リヴァイは自身のベルトに手をかけ、すでに雄々しくそそり勃っていたモノを取り出しクレアの蜜口に擦りつけた。
「そんな男の理性を崩壊させる様な台詞、いったい何処で覚えてくるんだ?頼むからこれ以上俺を振りまわしてくれるな。」
「あ、あぁ……私、そんなつもりじゃ…キャアア!!」
若干余裕をなくしたリヴァイは容赦なくクレアを貫くと、その細い腰を掴んで激しく往来させた。
「あぁ……あぁん……!…兵長……気持ちい…です…」
まちに待った感覚にクレアは素直に喘ぎ乱れる。
前戯もしてない状態で貫かれたにも関わらず、リヴァイの“躾”のせいで異常な程の熱を燻らせてしまっていたクレア。
すでに状況は絶頂寸前だった。