第35章 そしてリヴァイは考えた
「遅効性かぁ!クッソー!盲点だった!でも改善はいくらでもできる!あぁ!!なんか燃えてきたぁ!滾ってきたぁ!!じっとしてらんねー!」
ハンジは自室を飛び出し執務室に向かうと、明日クレアに対して行う尋問表なるものをガリガリと書き上げ、さらには分厚い化学書片手に遅効性の効能を発揮する調合の実験にとりかかってしまった。
時間はとっくに深夜をすぎ周りの兵士たちは夢の中だ。
そんなのはお構いなしに、マッドサイエンティストハンジは今日も徹夜を決め込むようだ。
「へへへ、明日クレアに尋問するのが楽しみだ!」
翌日、クレアが朝から徹夜明けの興奮したハンジに捕まったのは言うまでもなかった。
──★おまけストーリー★fin──