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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第25章 想いの果てに






「…………!」


一気に締め付けられてしまったモブリットは一瞬にして達してしまいそうになったが、すんでのところで抑えた。

過酷な訓練と労働環境の中、何年も性行為とはご無沙汰だったのだ。
久しぶりに包まれる愛液で溢れた膣内の快感に、負けそうになるのも無理はない。

モブリットは射精感を必死に我慢しながら唇と指先を使い豊満な胸の先端を愛撫した。





「あぁ……き、気持ちいぃ……はぁ…ん……」




しばらくされるがままに慰めを受けていたが、よく見ると先程まで余裕綽々と腰を振っていた女が少しずつその様子を乱してきている。

そっちもそろそろ絶頂感が近づいてきているのだろうか?

モブリットは一旦胸の愛撫を中断すると、女の腰を掴んで下から突き上げてみせた。



「キャア……ダ、ダメぇ…」



突き上げる速度を速めればそれと比例するように女の中もビクビクと自分のモノを締め上げてくる。


おそらくお互いにもう限界だろう。


そう悟ったモブリットは、思いっきり力を入れて女を一度引き剥がすと、ドサッとベッドに押し倒し、覆いかぶさった。



「あぁ!!」


女はいきなり自身の中を突き上げられたかと思ったら、今度は視点がぐるりと回りモブリットを見上げてしまっている。



「すまない、こっちはもう限界寸前なんだが…最後は、俺がしたいようにしてもいいか?」




ここは娼館。

客の要望に否と言う者などいるはずもない。

女は息を上げていたが、再び不敵な笑みを作ると、コクリと頷いてみせた。




「いいわよ……モブリット、私の中で好きなだけ暴れてから存分に果てて頂戴。」


ハンジとそっくりな口元から発せられた挑発ともとれる返しにゾクリとさせられると、モブリットは一度抜いてしまったモノを今度は自らの手で挿入をした。


「あぁん……」


加減のない挿入に女も一瞬身体をしならせたが、余裕のかけらも残っていないモブリットにはそんな調整など不可能であった。


今は挑発された通りにただただ自身の快楽に正直に腰を打ち付けることしかできない。



激しく往来している結合部からはビシャビシャと厭らしい水音がなり響いた。



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