第19章 大雨と雷鳴とハンジ班の奇行種
…成長が止まった、だと?
確かに言われてみれば、クレアの容姿は美人であるが、なんとなくその魅力に違和感を感じていた。コイツはただのチビなヤツとは系統が違う。
調査兵団でいえばペトラが小柄な部類に入るが、顔立ちや身体付きなどは年相応で違和感など感じたことなどなかった。
早く大人になりすぎた、成長が止まった、このワードから察するに早く初潮でもきたのだろうか…
なんとなくの事情で推測をすると、リヴァイは今までクレアに感じていた異様な程の魅力に合点がいった。クレアの幼くも美しい魅力は、もはやどんなに腕のいい職人でも作ることのできないビスクドールそのものと言っても過言では無かったのだ。
下着の中に入れている指を動かせば、余計な物に邪魔されることなく、ダイレクトに触れたい場所に触れられる。すでに愛液で溢れていたクレアの秘部は滑らかにリヴァイを中心部へと導いてくれる。
こんなにも滑らかで蕩けるような感触はリヴァイもまったくの初体験であった。指先から伝わる幼さと淫猥さが入り混じった不思議な感覚は、またたく間にリヴァイの下半身に熱を集中させてしまう。
自分にこんな趣向があったのかと、思わず自問自答してしまうが、そんなものは愚問であった。
「気分を悪くする?そんなわけないだろ……むしろ興奮したから安心しろ。」
「え…?」
クレアは自分の容姿にコンプレックスを持っていた様だが、リヴァイはまったくもって気になどしていなかった。
何の障害物もないソコから指を滑らすと、リヴァイはクレアの花芯に少しずつ刺激を与えてやる。
「あぁ…!兵長……」
痺れる様な快感に、どうしても声が漏れてしまう。
必死に手で口元を抑え我慢をするが、与えられる刺激が徐々に強くなると、喘ぐ声は大きくなる一方で、抑えようとしていた手は宙を舞ってしまう。
「声を出すの我慢するなよ……どうせこの天気だ、誰にも聞こえねぇよ……」
「でも…でも、恥ずかしいです……」
調査兵団の兵舎は古いが幹部棟の壁はそこそこ厚い。
聞き耳でも立てられない限りは大丈夫だろう。
さらにはこの天気だ。
クレアの喘ぐ声など雨音と雷鳴が消してくれるはずだ。