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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第55章 ハンジ班!新結成!





ハンジの言いつけ通り、紅茶の準備を始めようとしたら、モブリットが棚の上からカップとソーサーを出して並べだした。



「あっ!モブリットさん…私やりますので…」



「いや、これからは6人分の紅茶を用意するんだ。できるだけ俺も手伝うよ。」



「あ、ありがとうございます…」



ニコリと笑顔をむけてくれたモブリットに素直に礼を言うと、ヤカンに入れた水がゴポゴポと音を立て始めた。




ーコンコンッ!ー





それと同時に扉を叩く音。

きっと新しい班員だ。



「おっ!やっと来たね?いーよー!入って〜!!」



ハンジがソファにどっかりと腰かけたまま扉に向かって返事をすると、執務室に3人の兵士が入ってきて敬礼をした。



「ハンジさん。今日から宜しくお願いします!!」



「あっ……!」



入ってきたのは


ニファ・クライン

ケイジ・フォーゲル

パドリック・ターナー


の3人だった。



皆クレアより歳上のベテラン兵士だ。


ニファは赤毛でストレートのショートボブが印象的で身長はハンジより少し低い。

髪型はぱっと見アルミンと良く似ている。


ケイジはモブリットと同じくらいの背丈だが細身で筋肉質体型。
髪型も短髪で、リヴァイ程ではないが、目つきも少し鋭い印象を受ける。


パドリックは元ミケ班で、フレイアが壁外で大怪我を負った時、エルドを呼びに行ってくれた兵士だ。

明るい髪色にハンジと似たようなゴーグル型メガネをかけている。



「まぁ3人とも座って座って!新・ハンジ班の顔合わせ&初仕事といこうではないか!」



新しい班員にいつもより張り切っているハンジ。

クレアは急いで紅茶を注ぐと、応接セットまで持っていった。



「ありがとう!」


「クレアも宜しくな!」


「宜しく頼むよ!」



それぞれに紅茶が行き届き、クレアもソファへ腰かければ、いよいよ新・ハンジ班のメンバーのお揃いだ。



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