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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第54章 裏切り者の戦士








「クソッ!!今の叫びはベルトルトへの合図か!?ぜ、全員回避!!急いで壁上へ回避しろぉ!!!」






ードォォォォォォォォォンッ!!!ー








壁側にぶら下がっていた兵士が下敷きになる事はなかったが、落下の衝撃と同時にその身体を一気に蒸発させた超大型巨人。





「う……うぅ……」


その熱と風圧で息もできなくなる。






「ハ、ハンジさん……!!!きゃあっ!」



「えっ!?クレア…?!う、うわぁ…!!」






ハンジの名を呼び、その身を守ろうと飛んだクレアは、爆風と喉を焼け溶かすような程の熱風に悲鳴を上げると、そのまま意識を失ってしまった。



クレアによって庇われたハンジだったが、その爆風と熱風で呼吸ができなくなると、ハンジもクレアの後を追うように意識を手放してしまった。














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