第52章 雨

久々の情事というだけでも十分に刺激的なのに、こんなにも激しく攻められてしまうと、すぐに身体は熱を上げ絶頂を迎えてしまう。



「あん…あぁ…もう…もう…！！」



リヴァイのモノを受け入れてからまだそんなに時間はたっていない。

だが、受け止めきれない程に注がれる快感にクレアはもう何度も達してしまっていた。

休む暇もなく送り込まれる愛に、下半身は小刻みに痙攣しっぱなしだ。



「ん…んん……リヴァ…イ…へい…ちょう…」



カタカタと震えながら目に涙を溜め、必死に何かを訴えようとしているクレア。

だが、こんな姿は雄の本能を刺激するだけであってなんの効果もない。



「もっと欲しいのか？そんなに煽るなよ…心配しなくても、まだしてやるから安心しろ…」




「あ、あ、ちが……あぁん！！」




するとリヴァイは抱えていた両脚を自身の肩にかけて、さらに奥まで当たるように腰を打ち付けた。



「あぁん…あぁ…！あぁん！」



リヴァイの先端が自身の最奥である子宮口を思い切り突き上げると、痺れる様な快楽と共に排尿感にも似た感覚が襲ってくる。

いてもたってもいられず必死に抵抗するが、リヴァイはビクともしない。



「へいちょう…ダ、ダメです…ダメダメ…あぁん！あぁ…ココ…汚しちゃ…う…」



「何だ？漏らしそうか？…別に構わない、俺が興奮するだけだ。出したきゃ出せよ…」



何だか粗相をしてしまいそうな感覚で、今すぐやめてほしかったがリヴァイは許してくれなかった。


久しぶりの情事に数えきれない回数の絶頂、堪えられない程の激しい快感。


顔は真っ赤に上気し、息はどんどん浅く短くなっていく。


段々と目の前がチカチカとしてきたが、リヴァイの前で粗相をするなんて絶対に駄目だ。


クレアは奥歯を噛みしめで、快感と共に襲いかかってくる排尿感の様な感覚を必死に堪えようとした。


全身に力が入れば自然とクレアの中もキツく締まりだす。


「………っ！！」



すると、リヴァイの眉間にシワが寄った。