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ハンジ班の奇行種【進撃の巨人/リヴァイ】

第49章 104期入団






「はぁ…はぁ…はぁ……へい…ちょう…」


湿った吐息で息を上げながらリヴァイを見つめる蕩けるような甘い視線は、エレンが幼き頃に見つめてもらった視線とはまったく違うモノだった。


「………」


クレアはエレンより5歳も年上だ。

しかし5年以上の歳月を経て再会したにも関わらず、クレアの見た目は最後に会った時と何も変わっていなかった。

当時の自分でも、クレアはあまり年上には感じなかった。

そのクレアが何も変わらぬまま歳を重ねていた。
背は追い抜かしてしまい、顔つきもエレンの方がだいぶ大人びている。

そうなると、どうしてもクレアが歳下に見えてしまっていたエレン。


だが、今目の前で繰り広げられている光景はなんだ。


幼いまま歳を重ねた少女の様なクレアが服を脱ぎ、女の部分をリヴァイに晒して激しい愛撫を受けてなんとも厭らしい嬌声を上げていた。



性の快感で絶頂に達したクレアは蕩ける様な表情でリヴァイに必死にしがみついている。

こんな姿を見るなんて思ってもみなかった。



「(や、やべぇ…!!)」


エレンはここから立ち去るかどうか迷ったが、時既に遅し。
エレンの下半身は2人の甘美で破廉恥な行為を目の当たりにしたせいで硬く膨張し、自身のズボンを押し上げてしまっていた。
このままでは走り去るどころか、まともに歩く事もできない。そして、こんな恥ずかしい姿を誰かに見つかったりでもしたら一貫の終わりだ。


エレンの現在の処遇は“仮決定”なのだ。


今度の壁外調査で自分の存在価値を認めさせるような結果を出せなければまた審議所戻りだ。


ドキドキと高鳴る心臓がうるさく鼓膜を揺らすが、エレンはこの場から動き出すこともできず、結局はその隙間から見えてくる映像に釘付けになってしまった。







「派手にイッたな…」


リヴァイはクレアの中に入れていた指を引き抜くと、ねっとりと絡みついている蜜を口に入れ舐め取ってみせた。



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