第8章 近づいちゃだめー
乱「三日月!着物を脱いで何してんの!主さんを襲っちゃだめって言ったでしょ!」
三日月「脱いだのではなく《脱がされた》のだが・・・」
蛍丸「どっちでもいいでしょ。三日月、主を襲わないでよね」
愛染「主も、三日月には気をつけろって言っただろう」
包丁「あーいいなー主さんに抱っこしてもらってるー俺は主にして貰いたいんだぞ」
今剣「ぼくもみかづきさんにだっこしてもらいたいです」
五虎退「ぼ、僕は主さまに抱っこして欲しいです」
薬研「や、あれは・・・抱っこされてる、だろう」
乱「細かいことは気にしないー主さん、お仕事終わったんでしょ?」
小夜「約束・・・鬼ごっこしよう」
秋田「鬼ごっこしましょう」
審神者『そうね。約束したもんね。///三日月・・・あとでね』
可愛い短刀達の誘いに、審神者はあっさりと三日月の膝の上から立ち上がってしまった
三日月「・・・あいわかった・・・」
短刀相手に本気の殺気を放つ訳にも行かず・・・
三日月は短刀たちに囲まれて去っていく審神者の後ろ姿を名残惜しそうに見つめるしかなかった