第5章 吹雪士郎との再会
士郎がいる、目の前にいる、嬉しいのに声が出ない。
雪「しろ・・・」
やっと声が出せたと思った時に士郎が・・・
士「雪ちゃん・・・!」
抱きしめてきた。凄く強い力だった。昔は同じくらいの身長だったのに、今、私は士郎の胸の中にいた。
雪「私、ずっと謝りたかった、あの時士郎を一人にして、ずっと悲しい思いをさせちゃった、ごめんね・・・!」
いつの間にか私は泣いていた、小さな子供の様に泣きじゃくっていた、士郎の胸の中で。
士「僕は、雪ちゃんがいなくなったその日から空っぽになっていた、でも今こうして腕の中にいる、それだけで凄く嬉しい、それにあの時の事は仕方なかったと思う、大人の事情があったからね」
士郎も辛いはずなのに士郎は私が泣き止むまでずっと抱きしめて、背中をさすってくれた。私はその優しさが嬉しくて、辛くて泣いていた。士郎が私を包んでくれていて、その暖かさに落ち着くことができた。
雪「ありがとう、士郎」
士「やっと、笑った」
確かに会ってから笑ってなかったかも。
士「そういえば、雪ちゃんはどうして白恋中に行きたかったの?」
私は全部を説明した。エイリア学園が襲ってきている事、白恋中に私の仲間がいる事、みんなが士郎を探している事、何一つ隠さず話した。
士「ふぅん、雪ちゃんの仲間が白恋中にいるんだね」
雪「うん、みんな士郎の事を凄いストライカーだと思っているんだけど・・・」
士「・・・なるほどね、とりあえず白恋中に行こう、雪ちゃんの仲間にも会ってみたいしね」
こうして私達は白恋中に向かった。