• テキストサイズ

ビタンズの惨劇

第7章 懐妊



泣き喚きながら懇願すると、ヤーシュ様はご褒美とばかりに激しく動いた。
私の脚を肩に乗せて、空いた両手で私の胸と、秘芽を愛撫する。
気持ちいいところを全部弄られて、私も限界を迎えた。

「ふぁああああっ!ああぁああああああっ!きもひぃいよおおお!!!んぐうううんんんんんっ!!!」

シーツをぐちゃぐちゃになるまで引き寄せ、口を引き結び、絶頂の快楽に屈服した。
それに合わせて、ヤーシュ様もドプリと吐き出した。

「はーっ……っ……ふぅうう…はー、はー……」

もはや声を出すこともままならず、私は次々に送り込まれる精液でお腹をたぽたぽにしながら呻いた。
ヤーシュ様は、水浴びを終えた犬が体の水滴を振り払うときみたいに、ブルリと体を震わせた。

ヤーシュ様の熱いのが、お腹の中にたくさんある。
妊娠するかな。妊娠するかな。

うっとりと夢心地で、そのまま寝てしまいそうになったところを、またヤーシュ様に体を回転させられた。

「ふぇあっ」

寝台の上にうずくまるような姿勢にさせられた。

「ハァ…ハァ、ペシェ…」

そのまま私の上に覆いかぶさり、頭頂からうなじから背中から、至るところにキスをされた。
両手で胸をたゆたゆと揉まれ、先端を指で転がされると、疲れ切った私の体もビクビクと震える。

まだ、するんですか?

尋ねたかったけれど、声を出すのもしんどかった。

「まだだ…もっと。ハァ…。もっと」

ヤーシュ様も息たえだえになりながら、うわごとのように呟き続けた。


絶対に、孕ませてやる。


そう言われている気がした。
結局その夜、体から溢れ出るまで注がれたのだった。

/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp