第3章 庭園
え、こんなところで?
まだ昼間なのに?
夜は精力的な領主様だけど、昼から手を出されたのは初めてだ。私は戸惑った。
でも、断ることなんてできる訳がない。私は彼の使用人なのだから。
黙って彼の動きに従うことにした。
領主様は私の前をはだけさせると、胸を口に含んだ。
外気に触れて少しヒンヤリした胸が、領主様の口内で生あたたかさを得る。
ちう、ちうと吸われ、私の突起は早くも立ち上がりはじめた。
スカートの中に入った右手は割れ目にあてがわれた。
くすぐるように指先で遊ばれ、徐々に下半身が熱くなっていく。
やがてちゅくちゅく音が聞こえて、私は自分が濡れていることに気づいた。
「んっ…ふ」
領主様は座ったまま左手で服をゆるめ、半ば起き始めた分身をしごきだした。
私の下半身からはちゅぷちゅぷと、領主様の下半身からはにゅくにゅくと音がして、不思議な感じだった。
「はぁ…んん」
領主様の口と手にいじめられて、私は立っていることが難しくなってきた。
自然に腰が引けて、前のめりになってしまう。
ダメ、もう、脚が震える…。と思ったころ、領主様は
「ペシェ、上に乗れ」
と指示してきた。
見ると彼のものは、すでに天を向いてそそり立っていた。
私は「失礼します」と言って、領主様の太ももに跨った。
こんな体勢、初めて…。
上手くできるかな。
領主様のものに手を添える。
腰を浮かせて、彼と私の凹凸が重なるように位置を調整した。
ああ、当たった。ここだ。
恐る恐る体重をかける。
ずぶずぶ、と埋め込まれていく感覚がした。
「うぅ…んっんんん…」
熱く重厚なものが、私のお腹を刺していく。
息苦しさを覚えながら、少しずつ、少しずつ腰をおろした。
「うっ…ハァハァ…んん…」
根本まで入りきった頃には、私はすっかり息を荒げていた。
以前は挿入にひどい痛みを覚えたものだけど、今ではそうでもなくなった。声を我慢するのも、いつからかやめた。
別にこの人のことが好きになったとかじゃあない。
自分の運命を受け入れているのだ。