第1章 路地裏イチャイチャ in 石田三成
忍「なんで・・・」
三成「今は恋人同士の逢瀬ですから、
これくらいは許されますよね?
・・・本音を言えばこの先も・・・
あなたのすべてを、
奪いつくしたいところですが・・・」
忍「さ・・・さすがに、
ここでは無理だよ」
三成「分かっています。
ですが、ここでということは、
私とそうなるのは、
問題ないということで、
よろしいですよね?」
忍「や・・・そ・・・それはその・・・」
三成「本当にかわいい人だ。
冗談抜きにさらってしまいたくなる。
これは私も本気を出さなければなりませんね」
三成はそういうと再び口づけをかわす。
後方支援で戦にはいつも直接干渉はしない三成だが、
戦でなければ奪い去れないであろう、
目の前の少女を前にして、
その目がきらりと光る。
龍と虎という二匹の猛獣に囲われた、
この最愛を手に入れるために。
おしまい