第3章 路地裏アンアンin石田三成
三成「あぁ・・・すごい・・・」
これが妄想でも夢でもない、
愛しき人のナカかと三成は、
その良さに酔いしれていた。
忍「み・・・三成・・・」
忍も初めて入る三成という雄に、
身体を震わせていた。
三成はモノが奥まで入るとその手を離し、
忍の腰をつかんでいた。
忍の手は三成の背中へとまわる。
先まで戦だったということもあり、
着物はあまり乱せず、
お互いを甲冑という壁が阻んでいるが、
むき出しのモノと秘所だけが、
かえって行為の生々しさを、
お互いに感じさせていた。
幾度かお互いをこすらせあい、
甘い声を路地裏に響かせた二人は、
同時に達し、その欲を放出させたのだった。
二人だけの秘密の交わりはこうして終焉を迎えた。