第10章 【真田幸村】海と西瓜と・・・?【DNH企画】※R-18
忍「幸村・・・ちょ・・・ま・・・」
誰もいない岩陰に連れていくと、
幸村はそこで立ち止まった。
忍「幸村?」
幸村「何考えてんだ!!」
忍「何って・・・似合わない?
せっかく幸村に見てほしくて、
一生懸命作ったのに・・・」
忍の言葉に幸村は息をのむ。
幸村「ああそうだな。似合ってねえよ」
忍「・・・っ」
幸村の言葉に忍は涙が出そうになる。
幸村「だから俺の前以外で二度と着るなよ」
忍「え・・・だって似合わないんじゃ・・・」
幸村「・・・嘘。すっげえかわいい。
ほかの男に見せたくねえ。
だから二度と信玄様たちに見せんな」
幸村はぶっきらぼうにそういう。
忍「幸村―っ」
忍は幸村の言葉に涙を流していた。