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私とアナタの7日間。【ONEPIECE】

第8章 7day



「…何かいい事があったんですか?」

「あぁ、あったよ。」

「、行ってらっしゃい!」

「わっ!」

ベポの柔らかい肉球に背中をぽんと押される。一体どこに行けと言うのか分からず振り返ればシャチが歯を見せ笑いどこか指さす。その先へ視線を移すと、どうやらトラファルガーを指しているようだった。は戸惑いながらも彼の横へと並ぶ。彼は既に酒の注がれたグラスを手に持っていて、彼女にも同じ物が手渡される。周りのクルー達は乾杯の音頭を待ち侘びるようにソワソワしていた。

「今日から正式にがおれたちのクルーに加わった。仲間になった以上雑用だろうがなんだろうがやってもらう。お前らちゃんと教えてやれ。…だが無闇に手を出した奴はおれに殺されると思え!乾杯!!」

「「「乾杯!!」」」

わっ、と騒ぎ出すクルー達。先程の声を聞いてか聞かずか仲間たちが我先にとへ集まりグラス同士をぶつけ合う。突然の事にの思考は止まりただぽかんと口を開けた。

「…私、前も歓迎して貰ったのに…。」

「海賊は宴好きだから良いんだよ!」

「そうそう、楽しんだもん勝ちだぜ!!」

「……そういう事だ。だが飲み過ぎてぶっ倒れるなよ。」

「ロー…!」

暖かなオレンジ色の光に照らされ今日もハートの海賊団を乗せた船は進む。賑やかなクルー達は新しい仲間を受け入れた。初めて歓迎された時と変わらない…寧ろそれ以上に快く迎え入れてくれた船員たちには心から笑顔を見せた。

「…みなさん、これからも宜しくお願いします!」

航海、7日目。


fin

いつか続きを書くかもしれない
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