第8章 隠された真実
セレンside
エ「んなぁぁぁぁぁ!?!?」
エ「マルコーさんの、研、究、資料がぁぁぁぁ…」
「ま、まる…焦げ…?火事?」
残っていた本の燃えカスを拾い上げると、カンタンにバラバラになった。
エ「キレイさっぱり焼けちまったな」
?「アームストロング少佐!!」
見ると、軍服を着た若い男女が立っていた。
少「おお、ロス少尉にブロッシュ軍曹ではないか。何事かな?」
ロ「司令部から、出頭するようにとの命令です」
ブ「エドワード・エルリック殿及び、セレン・レリーフ殿達の護衛は、私達が引き継ぐことになりました!!」
少「あいわかった」
エ「んだよ~、暑苦しいオッサンと別れられると思ったら、また護衛つきかよ~!!」
「こ、こらエド!!そういうことは口に出して言わないの!!鬱陶しいし面倒なのは私も同じなんだから!!」
アロブ(いや、自分も思いっきり口に出してるし…)
車で移動中、ロス少尉が、
ロ「図書館の件ですが、第一分館の資料に精通している人物がいるとのことです」
あエ「!」
ロ「最も、退職しているのですが…」
エ「期待薄そうだな…」
ブ「………ジー」
ブロッシュ軍曹がアルを凝視している。
ア「?なにか…?」
ブ「あ、あのぉ…不躾な質問ですが、なぜ、鎧のお姿で?」
あエア「ぶっ!!趣味で!!」ダラダラダラダラ
ブ(趣味って!?少尉殿、趣味ってなんでありますか!?)
ロ(なんなの、この子達は…!!)
エ「いやぁ~アルにセレン~キレ~なー風景だな~汗)」
ア「そーだねー兄さ~ん汗)」
「ホント~ね~汗)」
全「なっ!!」
エ「なんだぁ?この本の山?」
ブ「本当に人が住んでるんですか?」
ロ「シェスカさーん、いらっしゃいませんか?シェスカさーん」
(誰か~…)
ア「よっと…よいしょっ…」
(助けて~…)
ア「へ?」
エ「あ?」
「アル?」
ア「あれ…人…人が埋まってる~!!」
エ「ぬわああ、掘れ惚れ~!!しっかりしろ!!」