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【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~

第1章 ~乱世から現代へ~



三成「そういえば、ここに来る途中にも、所々で南瓜が置いてありましたね。あの南瓜達は終わったあと、どうされているのですか?」

「殆どは偽物の南瓜を使ってるから、来年用に直したり、本物を使った時は肥料の代わりとして土に蒔いたりするって聞いたことがあるよ?食べるのは、虫が入ってたり傷んじゃったりしてるから、あまり無いかな…」

政宗「食い物を無駄にするなら、かっさらってやろうと思ったが、ちゃんと土に戻してるんなら良い。ところで、変装とか言ってたが、具体的にどんな格好をするんだ?」

家康「はぁ?そんなの知りませんよ。何で俺に聞くんですか………」

政宗は隣に座っていた家康に顔を向け聞いてみたが、家康は心底迷惑そうな顔をして、めんどくさいと言わんばかりの返事をする。

「えっと、良くあるのはドラキュラや狼男とか…色んなキャラクターにもなったり、かなぁ。まぁ、好きにコスプレをして楽しむ感じ!」

三成「どらきゅら…?きゃらくた…?こすぷ…???」

の不思議な言葉の響きにどの武将もいまいちピンとこないようで首を傾げたり顔を見合ったりしている。
はそんな武将たちを気にも留めず楽しそうに話を続ける。

「信長様や謙信様はドラキュラが似合いそうですけど、海賊とかも良いですねっ!ドクターの格好とかも似合いそうだし…っでも、ドクターなら光秀さんとかピッタリかなっ!?信玄様だと色っぽくなりすぎそうだし…三成くんのエンジェルスマイルがいつもより危険な感じになりそうだから三成くんも似合うかもーーーっっ」

きゃーきゃーと子供のようにはしゃぎながら武将たちを見回すに、

佐助「楽しそうだな、さん」

「だって、まさかみんなでハロウィンが出来るなんて思ってなかったから、つい嬉しくて!」

幸村「ガキだなー、お前」

「っ、幸村だって、絶対喜ぶと思うけど」

拗ねたように唇を尖らせ、お茶をすする。
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