【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~
第4章 ハロウィン当日~乱世へ
光秀「ようやく起きたか、。まだ眠そうな顔をしているな」
三成「おはようございます、様。慣れない野宿だったので、あまり休めなかったのではないですか?」
政宗「周りに実ってた果物を用意してあるから顔洗ったら食べろ」
川の方へ来ると、馬たちに水を飲ませたり、毛並みを整えていた光秀と三成、政宗がいた。
「おはようございます、光秀さん、三成くん、政宗。ちゃんと寝れたから大丈夫だよ。果物、ありがとう」
朝の挨拶をして、ゆっくりと川の水で顔を洗う。
「…あ、信長様の羽織…掛けたまま来ちゃった…」
(信長様、私が寒くないように掛けてくれてたんだ…寝惚けてたとは言っても羽織って来ちゃうなんて)
顔を洗ったは羽織を地面に着けないように畳み、信長のいる所へ歩み寄っていく。
「信長様、おはようございます。羽織、ありがとうございました」
信長「良い。寒くはなかったか?」
から羽織を受けとると、ゆっくりと立ち上がり羽織を纏う。
「はい、お陰さまで温かかったです。信長様は寒くありませんでしたか?」
信長「ああ。火の傍にいたからな」
信玄「おはよう、。明るい陽の下で見るその着物もなかなかいいな」
はハロウィンパーティーの衣装のまま寝ていたのだった。
「おはようございます、信玄様、謙信様。…着物?あ、仮装したままだった!皆さんは着替えていたんですね」
謙信「あの着物では俺の愛刀も差せんからな。お前が寝ている間に皆で着替えた」
「そうだったんですか。あれ?でも、着ていた服は…」
佐助「俺たちが着ていた服はこの時代で謙信様達の元に残っていると厄介だから処分したんだ」
「そっか」
(ちょっと勿体ない気もするけど、佐助くんの言う通りだ)
佐助「せっかくさんが選んでくれたのに、ごめん」
「ううん!楽しい思い出として私の中に残ってるから気にしないで、佐助くん」