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【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~

第4章 ハロウィン当日~乱世へ


秀吉「馬達は少し弱っていたが無事だったから安心しろ、」

馬の様子を見に行った秀吉と三成が戻ってくると、安心させるように柔らかい笑みでの頭を撫でる。

「よかった…っ」

政宗「なるべく馬達を早く連れて帰ってやらないとな」

家康「…そうですね」

幸村「けどよー、こんなに真っ暗な中、月明かりだけを頼りに弱った馬を連れ歩く方が危ねーだろ」

佐助「そうだな…さんには申し訳ないけど、今日はここで野宿するのが賢明かもしれない」

信玄「待て待て。天女をこんなところで寝かせるわけにはいかないだろう」

「ふふっ私は大丈夫ですよ、信玄様。
ただ…馬達の姿が見えるところで寝るのは駄目ですか?」

三成「様は馬たちが心配なのですね」

「うん、私たちがタイムスリップしてた間、きっとあの子達だって心細かったと思うの」

三成「やはり、様はお優しいお方だ」

「…そうかな?改めて言われると恥ずかしいね」

ふふふっ、と三成の笑顔に照れ笑いを返す。

政宗「じゃ、そっちに移動するか」

政宗の一言で武将達は馬を繋いでいた辺りまで移動していく。

秀吉「、暗いし転ぶと悪いから手、繋いどくか」

「子供じゃないんだから大丈夫だよー」

秀吉「そうか?だが、転びそうだったらちゃんと言えよ?」

「ふふっ!はーい」



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ーーーー


「あっいた!!」

少し先に着いていた武将達はそれぞれの馬のたてがみや鼻筋などを撫でて無事を確認していた。

が転ばないか後ろを歩いていた秀吉も馬に近付き、優しく体に触れていく。

秀吉「明日、城へ戻ろうな」

佐助「あ、俺達の馬も安土で少し休ませてから越後へ戻らせてもらいたいのですが」

信長「……良いだろう。馬の体調が戻り次第、越後へ帰れ」

佐助「ありがとうございます」

信玄「なら、明日の内に安土の甘味を堪能しとくか」

謙信「俺は安土の地酒を堪能させてもらう」

幸村「あんたら揃ってそれしか頭にねーのかよ」

政宗「妙な真似したら斬りに行くからな」

謙信「ふん、面白い。何ならここで斬り合っても構わん。先程は途中で邪魔が入ったからな」
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