【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~
第1章 ~乱世から現代へ~
信長「それで良い。やはり、仕事の話をするときの貴様の顔は悪くない」
心の底からの喜びの笑顔を信長に向けると、信長は興味深そうに笑った後、少しの間を置き、の唇を信長の唇が掠める。
、武将たち「っっっ!?!?」
三成「??おでこがぶつかってしまったのでしょうか?」
光秀「おやおや…」
信長「ふっ…貴様は考えだけでなく唇まで甘いな」
そう信長が呟き、ペロッと自分の唇を舐めると、は真っ赤になりながら慌てて口元を覆い、信長から離れるようにしてソファーの背にピッタリと背中を付ける。
「きっ…きっ…何で!?!?」
政宗「あっっ!!どさくさに紛れて、ずる過ぎんだろっ!おい、。さっきから散々、邪魔されたんだ。いい加減、俺にもお前の唇 寄越せ」
秀吉「信長様っ…いくら信長様でも突然の口付けはっっ…」
信長「この女は俺の持ち物であり、気に入りだ。どう扱おうと構いはしないだろう」
光秀「では、…味など全くわからない俺が甘いというお前の唇を直々に味見してやろう。…、おいで」
家康「はぁ…信長様も光秀さんも、この子で遊ぶのは止めてください。甘味なら当日に存分に味わえばいい。ほら、仕方ないから辛味で中和してあげる」
幸村「案外お前が一番悪質だろ」
信玄「姫の唇は甘いのか…。幸に甘味を制限されたことだし、俺もそっちの甘味のほうが嬉しいな」
幸村「ちょっ!何言ってんだ、あんたも。それなら甘味を食べりゃいーだろ」
謙信「独眼竜を斬る前にお前達から斬り捨てるほうが賢明か」
佐助「あー、駄目だこれ。さすがに手に負えない」
「さっ、佐助くん!諦めないで!助けて!」
佐助「みなさん、それ以上さんを困らせるなら、みなさんの部屋中にまきびし撒きますよー」
佐助の一言で武将達はつまらない、と言った表情を浮かべから離れて再度ソファーに凭れていく。
佐助「とりあえず、近場の店で衣装の下見にでも行きますか?」
武将達に再度向き合い、佐助が提案すると、全員驚いた表情を向けてくる。
幸村「は?夜に店なんか開いてんのかよ」
佐助「現代では24時間、つまり一日中開いてる店が多いから心配ない」
信玄「へえ…五百年後の日ノ本の民は働き者なんだなー」