【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~
第1章 ~乱世から現代へ~
政宗「内容的には良くわからねぇが、何となく愉しそうなことはわかった!」
の次にと言っても良いほど愉しいことが好きな政宗はハロウィンパーティーに賛成した。
光秀「…ところで小娘。やるとすればお前自身はどのような姿に化けるのだ?」
一連のやり取りをソファーの背に凭れながら見ていた光秀が切れ長の目をに向ける。
信長「確かにな…先程、貴様が言っていたようなものに化けるとして、具体的に貴様らはどのような姿に化けるつもりだ」
武将たち「…………」
皆、なぜか高まる胸中を悟られないように、あくまで冷静にの方へ視線を向ける。
は少し、いや、かなり悩むと、
「そうですね~…メジャーなのは魔法使いとか、女警察とか…結構ペアで…えっと、お揃いで着たりすることが多いので男女共に似合って、今は思い付きませんが…ふふっ、それを考えるのも楽しいですね!」
武将たち「………っっ!!」
(お揃い………)
その言葉を聞いて、ある者は口角を上げて何か企んだように笑み、ある者は頬を染める。
三成「わぁっ…様とお揃いですか?それはとても光栄なことですね」
幸村「はあっ!?何で女と同じ格好しなきゃなんねーんだよ!!俺はぜってー嫌だからな!!」
ニコニコと笑顔のままを見つめる三成とは正反対に、幸村は必死に抗議する。
佐助「幸村、安心して。別にスカートを履けって言ってるんじゃないから」
「そうだよー。幸村だけ違ったら寂しいでしょ?」
幸村「は?すかーと?何だそれ。つーか、寂しくねーし」
信玄「素直じゃないなー幸は」
やれやれ、と言ったように信玄は肩を竦めながら幸村を宥める。