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シュガーポット、時々レモン

第4章 路地裏イチャイチャ in 政宗



「...なら、身体中に痕をつけてもいいんだな?」

「........ん...」

晴美の返事が小さくなる。
薄暗くても赤くなってるのは分かったし、視線も泳いでいる。

「いい子だ」


晴美と、もう一度手を繋ぎ直す。



なぁ、晴美。
こんな女々しい俺でもいいか?

いつもかっこいい俺じゃなくてもいいか?



それでもお前は、俺を――――――








雨雲は消え、儚く照らす月が姿を現した。

俺は、今までこんなに綺麗な月を見たことがないと気付いた。




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