第3章 路地裏イチャイチャ in リヴァイ
「エレン。ここの片付けを手伝ってやれ」
「は、はいっ」
「あっ、兵長!!」
「.....なんだ」
立体起動で飛んでいこうとするリヴァイを引き留めて、聞きたかったことを問う。
「手伝ってくださって、ありがとうございました。でも、どうしてそこのブラシじゃなくて..」
「お前の手を取ったのかって話しか?簡単だ。単にお前の手がその辺のブラシよりは綺麗だった。それだけだ」
バシュッ、ヒューーーーーン
「........っ」
晴美の手には、離れてもなおリヴァイの温もりが残っているようだった。
後日、
路地裏の掃除をサボった四人はペナルティを科され、晴美は新兵で唯一のリヴァイ班所属が決定した。
完