第3章 路地裏イチャイチャ in リヴァイ
「じゃあ今日は、みんなに掃除をしてもらうよぉ。血液は貴重な資料だからサンプリングは必ずしてねー」
「はしゃぐな、クソメガネ。何で俺まで、こんな汚ェ所に来なきゃいけねぇんだ」
「リヴァイのお掃除は完璧だからね。ほらぁ、ここはサンプルも多いし、その分綺麗にしなきゃ」
「ちっ」
この掃除のために集められたモップやデッキブラシ、バケツやホウキ。その横にハンジとリヴァイ。
新兵たちはみな、調査兵団は、壁外調査で巨人を駆逐するものだとばかり思っていたから、最初の仕事が町の掃除だとは思ってもみなかった。
「あ、の...」
「ん?何かな?」
「へ..っ、リヴァイ兵長は、何故そのような格好を....?」
「あ?」
頭はマスクと三角巾。
胴にはエプロンが巻かれ、組んだ腕からはピンクのハタキと、真新しい布巾が飛び出ている。
「汚れんだろうが」
「リヴァイは掃除好きというより潔癖だからね。じゃあ、説明するよ」