第2章 路地裏イチャイチャ in 好中球(白血球)
「どぉするんですかぁぁ.....」
「そっち下がれないか?」
「ムリですよぉ~.....」
ちょうど、通りと通りの中間辺りで止まってしまって、身動きがとれない。
「晴美、手」
「へ?」
「屁じゃない。手だ、手。俺が引っ張るから、そのままこっちに来るんだ」
白血球が晴美の手を握り、狭い路地を後ろ向きで這いずる。
(白血球さんの手って、大きいんだ...)
一人で進んでいた時よりも、心細くないし何だか落ち着く。
「大丈夫か?もう少しだ」
「はっ、はいっ」
ズリズリ..ズリズリ...
スポンッ!!
「ふぅ。晴美、引っ張るぞ」
「ぅお願いしますっ」
ググググッ
「んくくくっ、ふんっ、んぬぅぅぅっ」
スポンッ!!ドカッ!!!
「抜けたぁぁ!!抜けましたよ、白血球さん!!...あ、あれ?白血球さん?」
「き...金的...ダメ....ゼッタイ.....」
晴美の挟まった右足が抜けた瞬間、勢いよく白血球の股間を蹴り上げ、白血球は股間を押さえてゴロンゴロン転げ回った。
.....完(いつかに続く?)