第17章 第13章の続き サソリさん
「ん……、サソリ、さん……好き…」
思わずいやらしく反応してしまう。甘い声がつい、漏れてしまう。息がどんどん荒くなる。
優しい愛無に、気持ち良すぎて
身体が溶けてしまう。
「はぁ……サソリさん……」
目が色っぽく煌びやかに見えた。
「カワイイじゃねえか。もっと聞かせろ」
サソリさんが、
私の秘部に手を入れる。
「んぅ……! 」
ぬるりと簡単に指が入ってゆく。淫らな水分を含んだ音が部屋に響いた。
「グチャグチャだぜ? そんなに欲しかったか?」
「……は、はい……」
とろんとした目で答えた。欲しかった、ずっと私に触れて欲しかったの。
「もっと……ください。サソリさん、好きです……」
手を背中に回し、
ぎゅっと抱きつき、耳元で囁いた。私の声にサソリさんが息を漏らす。
「反応がエロいな、お前は」
サソリさんは中指を膣の奥に入れて、優しく撫でる。徐々に2本、3本と数を増やして秘口を慣らす。私が感じる場所を探しているように。
「……っ、ん、ん……ぁあ」
恥ずかしくて声を我慢していたけれど、堪えきれず漏らした、
「あ、あ……!
ぁあん、 そこ、や、」
ダメ……、声が高くなる。
「……花奏は身体も素直だ」
目を細めたサソリさんは、
私が伝えた場所を集中的に、一気に攻めてくる。
「……花奏、感じた顔良いぜ。悪くねえな」
サソリさんに強く触られ、
あまりの快楽に目の前が
花火みたいに弾けた。
「ん……んんっサソリさん……ダメ、あ……!!」
びくんっと身体が揺れて、一気に落ちる。
ふわふわした中で、
身体を小刻みに揺らした。
いっしょに愛液が、どろりと溢れ出た。
気持ちいい……白いモヤがかかる。
「……はぁ…はぁ…サソリ、さん……」
手についた私の体液を見て、口端を少し上げるサソリさん。どこか楽しそうだ。