• テキストサイズ

魔界の夜

第7章 逃走


高校生くらいの男の子と寝るのは、いとこと寝るような感覚で、自然と色んな話をした。

ケルスはどうやら魔法薬専門の魔法使いらしく、意外にも評判がよいらしい。バックスとも魔法薬の販売を通じて知り合ったそうだ。

さらに、うすうす勘づいていたが、彼はチュンランのことが好きなようだ。そして案の定、告白は出来ないらしい。

そんな話をして夜を過ごした。


その後、数日が経ち、彼とも打ち解けてきた。なんだか弟みたいでかわいい。
私の服装もあの屋敷でもらった可愛い服ではなく、ちょっと地味めのワイシャツとロングスカート姿になっていた。
/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp