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魔界の夜
第6章 約束
「あら、驚かせちゃった?」
そこにいたのはチュンランだった。
「チュンラン…。あなたも本を読みに来たの?」
そう聞くとチュンランは急に周りを気にし始めた。
「ちょっとあたしの部屋に来てくれない?」
私は言われるがままチュンランの部屋を訪れた。
「ねぇ。悠子はバックス様とえっちするのが嫌なのってほんと?」
開口一番、触れられたくない話題に触れられ、私は思わずうろたえた。
というかどこでそんなことを……。
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