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魔界の夜

第4章 2回目


「はぁ…はぁ…」
「顔、とろとろだよ?」

涙が滲む視界に彼の不敵な笑みがぼやける。

次に彼は後ろへと倒れた。ちょうど騎乗位になる形だ。だが私の意思が聞き届けられないことは腰に添えられた彼の手から伝わってくる。

不意に両手の手錠が外れた。

ほとんど腰の手と手錠で支えられていた私の上半身は彼の上半身へと倒れ込む。抱きつくような形になってしまい、思わず起き上がろうとするが、彼の突然の激しい突き上げがそれを許さなかった。
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