第4章 標的は降谷零

顔を上げれば、噛みつくようにキスされる。

深く舌を差し込まれて、唇を吸われて。


左手の指がカラダをなぞりながら、秘部に届く。


「あぁっ･･･」

「トロットロだな･･･かおりは俺の顔と声だけでもこんなに濡れるのか？」

「あっ！･･･わかんないっ･･･」

「そうか･･･」


溝を滑っていた指先が秘芽に触れる。
ソコを優しく撫でられて、ときたまぐっと押されたり。


「あっあっ･･･あぁっ！･･･あぁ」


今日の愛撫はなんだか優しくて、もう脳ミソがドロドロに溶けそうだ。


「ぁっ･･･あっあぁっ！」

「腰が揺れてるな･･･」

「あぁ･･･んっ･･･あぁ･･･」

「かおり、上がれ」


身体を持ち上げられて、浴槽のフチに座らされる。

背中に当たる壁は冷たいけど、火照ったカラダにはちょうどいい･･･


「脚、もっと開け」

「はぁ･･･はい･･･」


片脚をフチに上げる。丸見えになってしまっている秘部を見られるのが恥ずかしくて仕方ない。
けど、触って欲しい。

突起に赤井さんの息がかかり、ペロリとひと舐めされる。


「あぁっ！･･･はぁ･･･っ」

「こんなに膨らませて･･･」


秘芽を指でそっと押され、吸いつかれた。


「あっあっ！あぁっ！あんっだめ･･･だめ･･･ぇ」


そのまま舌先で小刻みに弄られる。もう、たまらない。


「あぁっあかいさんっ！あっあぁ！っあぁ･･･」


気付けば恥じらいはどこへやら･･･もう片方の脚までフチに上げ、大きく開脚して更なる快感を求めていて･･･


「あっ･･･あぁきもちい･･･いっあぁっ！あぁ」


秘芽に吸いつかれたまま、つぷり･･･とゆっくり指が一本挿入される。
待っていた刺激に、カラダは勝手に指をキュウキュウ締め付ける。


「あっ！あぁ･･･あ･･･あぁ！」


指の付け根まで入れて、ゆっくり抜かれて、次はもう一本指を増やして入ってくる。


「あぁっ･･･あかいさんっ･･･もっと･･･」


奥へと進み、イイトコロをグッと押されると、すぐに達してしまいそうになる。


「あっあぁ！あっ･･･あぁイッ･･･きそぉ･･･」


「まだ駄目だ･･･」


急に離れる赤井さん･･･


「えっ･･･はぁ･･･いや･･･っやだ･･･」


あと少しなのに･･･涙が頬を伝う。