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エラリーの彼女【名探偵コナン】

第4章 標的は降谷零


洗面所でメイクを落としていると赤井さんもやってきた。もう沖矢さんの変装は解かれている。

顔をすすいで鏡を見ると、既に服を脱ぎ出している赤井さんが映っていて・・・

やっぱりいい身体だ。つい見蕩れてしまう。


「お前も早く脱いで来い」


でもすぐに彼は浴室へ行ってしまった。ほんと赤井さんは素っ気ない。

彼に聞こえないくらいの小さなため息を吐いて、服を脱ぐ。
そろそろ裸では寒い季節だ。髪をまとめて、わたしも中へ入る。


「遅い」

「赤井さんが早すぎるんです」

「そうか?いいから入れ」


湯船に手を引かれ、後ろ向きに彼の腕の中に収まった。
このスタイルが好きなのは沖矢さんも赤井さんも共通のようだ。

目を閉じて背中を彼に預ける。


「あったかーい」

「最近寒いからな。風邪ひくなよ」


首筋に口付けられて、ハッと思い出す。


「跡は、付けないでね」

「・・・そうだな」


軽くついばむように何度も首筋や肩を吸われて、だんだん身体の力が抜けていく。

耳の裏にも口付けられて思わず声が漏れる。


「あ・・・」


耳たぶを柔らかく噛まれてゾクゾクしてきた。


「はぁ・・・っ」


胸に手が添えられただけで、直ぐに先端は硬くなり始める。

手のひらに全体を包まれて揉まれる頃にはソコは完全に勃ちあがっていて。

先端を、指の腹で優しく押し潰された。


「あぁっあっ・・・赤井さん」

「良さそうだな」

「うん・・・いい・・・ひゃっ・・・」


同時に耳に舌が這わされて身体が捩れる。

耳元に感じる彼の息遣いも少し荒くなってきていて。興奮してくれてるんだと思うと嬉しくなる。

先端をキュッと摘まれ擦られた。


「あぁっ!あっ・・・!」


ザバッと、身体を持ち上げられて反転させられた。赤井さんの膝に座らされると、胸の先に口付けられる。

キツく吸われて、唇が離れたと思ったらゾロりと舐められて。


「あっあぁ・・・」

「感じてるときのかおりは一段と可愛いな」

「はぁ・・・っあ・・・赤井さんだって」

「俺か?」

「今の赤井さん、セクシーすぎて、顔見てるだけでもう」

「顔がどうした」

「その声もです・・・それだけで濡れちゃいそう」


言ってしまったことの恥ずかしさに気付き、俯く。ああ・・・絶対今顔赤い。


「おい、こっちを見ろ」
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