第22章 シルバーブレッド達のご帰宅

カラダをひょいと持ち上げられ、簡単に秀一さんの上にまたがる格好になり。
腰に添えられた手で、更に秀一さんの方へ引き寄せられ。

局部同士が触れて、ドクリと心臓が大きく跳ねた気がする。

でもそれ以上動かしてくれることはなくて･･･今日は焦らされてばかりだ。


「かおりのココ、ヒクついてるぞ」

「意地悪･･･」


また涼しい顔でフッと笑われて、思わず睨み返してしまう。
なんで秀一さんばっかり、こんなに余裕なんだろう･･･
欲しい欲しいと思うのは、わたしだけなのか。

ゆっくり腰を落として、彼を飲み込んでいく。
大きくて、熱くて･･･気持ち良くて、背中が反っていく。


「あ･･･あっあぁ、ぁ･･･しゅ、いちさ･･･」

「ほら、まだだ･･･っ」


腰をグッと引き寄せられて、一番奥までソレが押し込まれる。


「っあ！あぁ･･･あ、ぁ･･･」


最奥をグリグリされて、早くも意識がフワフワしてきそうで焦る。


「あっだ、めぇ･･･おく、ぅあっ･･･すごいの･･･あぁ」

「おい、少し待て･･･っ」

「あぁ･･･だめ、です、も･･･あぁっ！」


腰が勝手に揺れて止まらなくて･･･気持ちいい所に自分から擦り付けてしまう。


「全く･･･お前は」

「あぁっ！しゅ、う、っん！･･･っんー！」


少し強引に口付けられて、ぎゅうっと抱き締められる。
苦しいけど、すごく満たされた気分になる･･･


腰を揺らされて、持ち上げられて、落とされて、もうどちらが動かしてるのか分からなくなってくる。

ただ時々最奥を強く抉るように突かれると、強い快感が走って何かが溢れそうになる。

たぶん、絶頂はスグそこまできている。


「･･･っ、お前のナカは･･･良すぎる･･･」


苦しそうな、絞り出したような声が聞こえて。
キュウっと胸の奥が縮こまる。


「わたし、も･･･っあぁ、あ、すご、くいい･･･っあぁ」


秀一さんがわたしの腰を強く掴んで、激しく動かし出した。
肩に掴まって必死に腰を合わせる。


「っあぁ、あぁっ！そ、んな、あ、い、ちゃ、う･･･あっ･･･んっ」

「ああ、俺も･･･っ、出すぞ」

「ふ、ぁあ、あぁっ！いく･･･あっ、あぁ･･･あぁっ」


一番奥で熱い飛沫が放たれ、意識が白んでいく。

唇を何度か重ねて、そのまま秀一さんにもたれ掛かる。