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エラリーの彼女【名探偵コナン】

第20章 恋は盲目


身体を持ち上げられて、秀一さんの膝の上に座らされた。

心臓がドクリと大きく音を立て出す。

すぐ目の前に、先程言わされた通りの大好きな身体が何も纏わぬ姿であって。
触れたいし、変に意識してしまう。


「やはり薄い方が断然いいな。感触が違う」


秀一さんがスカートの方がいいって言うから、家の中では専らワンピースのパジャマを着させられているんだけど。(冬は断固拒否していた)

最近は暖かいから、その生地も薄くなった訳で。


大きな手が、背中から腰を撫でてくる。

逆の手に頭を引き寄せられて、触れるだけのキスをされ。

もっとしたいと、思ってしまう。


「ココを立たせているのも、よく分かる」

「ぇ・・・っあ・・・あ・・・」


まだ触れられてもいないのに、胸の先端が布のごく一部だけを盛り上がらせていて。
ソコを秀一さんの唇が挟んでくる。

反対も指で擦られて、ますます硬く膨らんでいく。


「あっ・・・あ、あぁ・・・」

「かおりは・・・少し触っただけでこれだからな・・・」

「だめ・・・ですか?」

「いや?・・・かなり良い」


背中を撫でていた手がお尻へ伸びて、腿を撫でて裾から侵入してくる。


「今日は・・・これなんだな」

「・・・はい」


今日は、以前秀一さん(正確には昴さん)に買ってもらった下着を付けていて。それの事だろう。

これも、後ろを覆う布はほとんど無い。
彼の手がお尻を滑って、下から上へ持ち上げるように柔らかく掴まれては離される。


パジャマを捲られると、そのまま頭から抜かれて床に放られて。


「・・・かおりのカラダはどこをとっても・・・」


カラダの線を秀一さんの手がなぞり、乳房とお尻に手が添えられる。


「理想的だな、いい具合だ」

「秀一さん・・・」


そう言われるのはまあ嬉しいけど、舐めるようにじっとカラダを見られるのは恥ずかしくもあり。

顔を見られないよう、抱き着いて秀一さんの首元に頭を埋める。

秀一さんも両腕をわたしの背中に回して柔らかく抱き締めてくれて。

ぴったりと重なる生温かい肌が気持ちいい。


「・・・こうしているとしっくりくる」

「なんででしょうね。やっぱり好き、だから?」
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